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再雇用を意識して4年連続参加を達成


2026年夏。島根富士通で開催された富士通クライアントコンピューティング(FCCL)主催イベント「FMVパソコン組み立て教室」に、筆者は今年もまた参加を果たした。


これは、全国の小中学生が、FMVのノートパソコンを島根富士通の工場で親子一緒に組み立て、その後に工場見学や最新技術体験も行う、夏休み恒例のものづくりイベント。参加者は小学5年生から中学3年生までの子どもと保護者で、実際の生産拠点でFMVのノートパソコンを作り、さらにはそのパソコンを入手できるというものだ。


島根富士通の社員が組み立てをマンツーマンでサポートしてくれるため、専門知識がなくても参加できるのが大きな魅力で、毎年定員枠を超えた応募を集める、超人気イベントなのである。


今回の組み立て対象モデルは、14.0型ワイド液晶搭載ノートパソコンとして世界最軽量約634gを実現した「FMV Zero(WU5-K3)」と、3種類のカラーバリエーションから選択できる「FMV Note U(WU2-K3)」の2機種。軽さやデザイン性、性能にこだわったモデルであり、キッズたちもとにかく真剣、スポンサーである親たちもまた、「失敗は許されない」とばかりに超真剣に組み立てに向き合うわけだ。


↑島根富士通代表取締役社長の宮下浩之さん。開会の挨拶において、子どもたちの参加に感謝を示し、モノ作りの楽しさをアピール

そこに、実は私は毎年お邪魔している。2023年から数えて4年連続の参戦。これに関して、私は思う。キッズたちは、基本人生で1度限りの参加だろう。グループ会社のFCCL社員も毎年参加しているが(今回はコーポレートコミュニケーション部の奥村麻優さんが初参戦)、それも基本は1回限り。どうやらこのイベントで複数回組み立てを行っている人はいなそうなのだ。「限られた枠をキッズに渡したい」、そのどこまでも真っ当な思考を押し切って、私は4回連続の参戦なのである。


これはすなわち、島根富士通の社員を除外すれば、日本最多の組み立て経験実績を持つ、ということではないだろうか。(たぶん)日本最多記録だ。


なぜこんなにも参加させていただいているか? その答えは明確で、毎年この原稿にも書いているが「リスキリング」にある。私の参加スタンスは、情報を発信する「メディア」のみにあらず。この不確実な時代において、「パソコン組み立てスキルの習得」を完全に主目的にしているのだ。私も今年で51歳。会社ではナチュラルに老害認定をいただいており、現職を失った後の「手に職」をつける必要性を切に感じているのだ。


毎年サポートいただく島根富士通の社員の皆さまに対し、私が必要以上に自己PRを行うため、すでに同社内では「松井=外れ枠」という認識が浸透しているようだが、めげない。今年の指導員は、時代劇において主役を張りそうなクラシカルな男前社員、武田優さんだ。「えー、私は4回目ですので、大船に乗ったつもりでリラックスしてください」。そんな嫌なことをいうシニア記者(51歳)を目の当たりにし、武田さんの目が徐々に曇っていく。


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