AIの重要度が急速に高まっているのは周知の事実。一般的にはネット接続でクラウドが必要なAI処理を、PC本体のみで行える「Copilot+PC」がいま注目されている。
AI機能の一部をクラウドなしで実行できる
いまや何にでも使われていると言っても過言ではないAIだが、利用するためには「膨大なデータ」と「複雑な処理」が必要になる。そのため、クラウドを使ってネット上の膨大なデータと高速なPCを利用する必要があるのだ。
その対応策のひとつとしては、「Copilot+PC」の使用が挙げられる。AI処理に特化したプロセッサーとして高性能なNPUを搭載することで、さまざまなAI処理をクラウドなしで実行できるようになる。
Copilot+PCでできる主な機能には、以下のようなものがある。Webカメラの映像で、視線を相手に合わせたり、顔を美しく加工したりできる「Windows スタジオ エフェクト」、文章や下描きの絵から写真のようなイラストを生成してくれる「コクリエーター」(ネット接続は必要)、多言語の動画や音声に対して日本語などの字幕を表示してくれる「ライブキャプション」などだ。
そのほか、「マイクロソフト 365」や動画・画像編集アプリの中には「Copilot+PC」を使うと高速に動作するものがある。
クリエイティブな作業の多い人には、特に導入をオススメできるPCだと言えるだろう。
Copilot+PCを理解する
▶Copilot+PCとはなにか?
AIに強いチップを内蔵し本体のみでAI処理が可能
マイクロソフトが制定した、負荷の高いAI処理に対応したPCの規格のこと。NPU(※)を搭載したAI対応PCの中でも、一定以上のスペックを満たしたPCを示す。Copilot+PCは、動画の翻訳などいくつかのAI処理を、オフラインでも実行可能だ。
※:AI処理に特化した設計のプロセッサー。Copilot+PCのようなAI対応PCは、従来のPC全体の処理を担うCPUとNPUを統合した「SoC」を内蔵している。
