現在、米政権とAI企業の「倫理」を巡る対立が、かつてない局面を迎えています。

事の発端は、米国防省がAnthropic社との契約を突如解消し、同社を国家安全保障上のリスクに指定したこと。AIの軍事利用に制限をかけようとした同社のダリオ・アモデイCEOに対し、実戦でのフル活用を求める国防省が猛反発した形です。
この決裂の直後、軍事分野での活用にも柔軟な姿勢を見せていたOpenAIが国防省と電撃的に契約。「Claude」が排除され、入れ替わりで「ChatGPT」が米軍の中枢に組み込まれるという、テック業界の勢力図を塗り替える歴史的な事態となっています。
これを受けて、ClaudeはAIの「メモリ機能(記憶機能)」を無料版ユーザーにも完全開放。これにより、ユーザーの好みや過去の会話の文脈をAIが記憶し、よりパーソナライズされた実用的な対話が可能になりました。さらに、ChatGPTといったほかの生成AIに保存されているチャットの履歴をClaudeにインポートする機能まで提供されています。