テレビの時代はもう終わり!? いま注目を集めるのは、リビングを100インチの大画面に変えるプロジェクター。AV評論家・藤原陽祐さんが、最新のトレンドから選び方の極意まで徹底解説します。超短焦点モデルで狭い部屋でもシアター体験、アウトドアで映画館気分――知れば知るほど欲しくなる、プロジェクターの魅力を一挙公開!

【私がレクチャーします!】
AV評論家・藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経てフリーに。最新技術や新製品、市場動向に詳しく、的確な評論には定評がある。
多様化が進むことで用途に応じた選択が可能に
近年のプロジェクター市場は、ユーザーのライフスタイルの変化と技術進化により多様化が進んでいる。かつては、コアなAVファンの贅沢な趣味とされてきたが、最近は数万円から手に入る手頃なモデルも増え、普及しつつある。
そんななかで人気なのは、テレビ代わりに使える「据え置きタイプ」と持ち運び可能な「モバイルタイプ」、さらには照明一体型の「シーリングタイプ」。たとえば据え置きタイプの「LG CineBeam S」は、壁から40㎝離れたところから100インチもの投影が可能だ。モバイルタイプの「Nebula Capsule Air」はGoogle TV搭載では世界最小を誇る。照明一体型の「Aladdin X2 Light」は、プロジェクター、スピーカー、シーリングライトを搭載した3in1の手軽さが魅力。