コロナ禍の初期からリモートワークをはじめ、歴が5年にもなるとウルトラワイドディスプレイや昇降デスク、ワークチェアまでそろえた自宅こそ最強の職場だと感じるようになりました。それでも「少し気分を変えたい」「家だとついサボりそう」という日はあるもの。
ところが外出先ではノート PCの1画面しか使えず、オンライン会議の際などは、会議の画面と資料を分割表示できないもどかしさを感じるなど、作業効率が一気に落ちてしまいます。
そこで今回試したのが、18.5インチ×2面を折りたためるモバイルディスプレイ「EHOMEWEI XQG-185PF」。必要な日にだけ“自宅と同じ広さ”を持ち出せるなら、外作業のハードルは大きく下がるはずです。
3.25kgでも持ち出す価値はある?

まずはスペックを見てみましょう。
製品名:EHOMEWEI XQG-185PF
画面サイズ:18.5インチ×2
タッチ機能:搭載
パネルタイプ:QLED
画面表面処理:グレア(光沢)
解像度:1920×1080ドット
アスペクト比:16:9
コントラスト:1000:1
明るさ:400cd/㎡
HDR:◯
色域:100% sRGB
リフレッシュレート:100Hz
スピーカー:1w×2
定格消費電力:30W
本体サイズ:532×428×6.5-15mm
本体質量:3250g
本機の大きな特徴は、やはり18.5インチの2画面を持ち出せることでしょう。そのぶん重さはスタンド込みで約3.25kgと重め。ビジネスバッグには収まりきらない大きさや厚みもあり、移動にはPCと一緒に入る、頑丈なトートバッグを別途用意するのが現実的です。