日に焼けると、火照って赤くなる。そんな人間の肌にそっくりのスマホケースが作られました。

その名も「Skincase(スキンケース)」。3Dプリントによって、シリコン製の人工皮膚で作られています。表面には特殊な顔料が使われているため、紫外線にあたると、人間の肌と同じように赤くなるんです。
これを作ったのは、欧州連合(EU)全域でローミングサービスを提供するO2。人工皮膚などを作っているクリエイターのマーク・テシエさんとタッグを組んで、このスマホケースの開発を行いました。
このスマホケースの目的は、紫外線への意識や日焼け対策の大切さを広く知ってもらうため。毎年のように熱波に見舞われる欧州では、記録的な猛暑が続いています。きっと多くの人が、暑さをしのぐために、海水浴やビーチに繰り出していることでしょう。