トレンドニュース

Vol.150-4


本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はマイクロソフトのPC、新Surfaceの話題。同社はSnapdragonプロセッサーモデルの普及を目指しているが、その理由は何かを探る。


今月の注目アイテム


マイクロソフト


Surface


米国価格799ドル~(Surface Pro 12インチ)


↑タブレットとしても利用できるSurface Proと軽量ボディが特徴のSurface Laptopがラインナップ。どちらもCPUにはSnapdragon Xを採用している。AIにより高速化されたCopilot+PCの性能を活用できるのも魅力だ。

ここ数年、個人向けのPC市場はマイナス成長だった。コロナ禍でPCの需要が伸びたものの、それがある種の需要の先食いとなり、市場が停滞する結果となっていた。他方で2025年はかなり調子が良い。今年の頭から売れ行きはよく、年率10%の成長が見込めるのではないか……との予測もある。


  • 続きを読む