米国の大学に通う3人の学生が作ったスタートアップで、洗濯機から流れ出る排水からマイクロプラスチックを除去する装置の開発が行われています。

5ミリメートル以下の大きさのマイクロプラスチックは、ペットボトルの飲料水や食品などに含まれ、知らないうちに私たちの健康に影響を及ぼしていると言われています。
そんなマイクロプラスチックの発生源の一つが、私たちが日々使う洗濯機から出る排水。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は、洗濯中に微細な繊維が抜け落ち、排水とともに流れ出てしまい、やがてそれが川や海を汚染している可能性があるのです。
そこで、欧米の国々ではそのようなマイクロプラスチックの除去を防ぐため、洗濯機へのフィルター設置の義務化について議論が行われています。